プロジェクト名

ことひら町おこしプロジェクト

琴平町はこんぴらさん(金刀比羅宮)の門前町として栄え、

町内には歴史のある建築物が多く残っています。

特に江戸時代中期以降は庶民の間で金毘羅参りが盛んになり、

全国から多くの参詣客を集めていました。

参道には土産物屋などが並び、

現在に至るまで四国有数の観光地として発展しています。

こんぴら参道の中でも随一の立地に旧虎屋旅館があります。

当時は昭和天皇もお泊りになられた唯一無二の名門旅館でした。

しかし時代の流れと共に廃業を余儀なくされ40年余り手つかずのままとなっています。

敷地面積は1,040坪と壮大で階段一段目の目の前と恵まれた立地です。

その場所を定期借地契約で40年間賃借し、下記施設を造ろうと考えました。

琴平の未来を背負うランドマークとして人々と寄り添える暖かく上質な施設運営を目指します。

事業計画地

住所香川県仲多度郡琴平町814番地

面積3446㎡/1042.4TT

期間事業用定期借地にて40年間の賃借(転貸借)

建築家紹介

隈 研吾(くま けんご)

1954 年⽣。東京⼤学⼤学院建築学専攻修了。1990年隈研吾建築都市設計事務所設⽴。東京 ⼤学教授を経て、現在、東京⼤学特別教授・名誉教授。1964年東京オリンピック時に⾒た丹下健三の代々⽊屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を⽬指す。⼤学では、原広司、内⽥祥哉に師事し、⼤学院時代に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を⾏い、集落の美と⼒にめざめる。コロンビア⼤学客員研究員を 経て、1990 年、隈研吾建築都市設計事務所を設⽴。これまで 30 か国を超す国々で建築を設計し、(⽇本建築学会賞、フィンランドより国際⽊の建築賞、イタリアより国際⽯の建築賞、 他)、国内外で様々な賞を受けている。その⼟地の環境、⽂化に溶け込む建築を⽬指し、ヒ ューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、⼯業化社会の後の建築のあり⽅を追求している。

完成予想図

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